曲目紹介
1. etiology
60分のインタラクションの軌跡はまずドローンとノイズのカオスから始まります。やがて、そこから5人演奏者が作り出す断続的な音楽の「破片」が散りばめられ、徐々に輪郭らしきものを形成していきます。
2. mobius
演奏者が行う音によるコミュニケーションは、やがてはっきりとしたパターンを形成するようになります。それはドラムブレイクが加味されることで昇華され、SJシステム特有の破断したグルーヴが立ち現れます。
3. conncections
形成されたパターンは電子的なノイズへと分解され、カオスへと再び戻ります。静寂。離散するマイクロノイズ。このゆらぎを伴ったノイズ群はコンピュータ内の人工生命を使った疑似生態系によって生成されています。
4. presocratic
人工生命によるクリックノイズはやがて生態系の中で明確なリズムを形成していきます。それに呼応するようにプレイヤー達の生音または電子音の破片は並べられ、リズム上のグリッドを形成していきいます。本編で最もドラマティックな瞬間の一つです。
5. mass
クリックは霧消し、生音だけがリズムのインタラクションと組織化を継続します。生音とノイズ、そして間が微細に編み込まれ事で生まれる間。しかしそれは突然の死によって無音に帰します。
6. phenotype
無音。静寂。そこから生まれでるドローン。微小なノイズ。60分の旅の中で最も美しい展望。
7. genotype
やがてそれは衝動へと転化されます。グロッケンの反復が一気に他の演奏者のサウンドを呼び込んでいきます。
8. colony
もはや説明の必要はありませんね。構造化と分解。演奏者間のインタラクションの中でそれを紡ぐのがSJQです。この顛末は是非入手してご確認ください。
ここで試聴されたものはあくまでも抜粋です。エージェントベースコンポジションの最大の魅力はその遷移/進化・展開にあり、それはじめから通して聴いていただく以外に体験していただく方法はありません。是非興味をもたれた方は実際に試聴可能な店舗にお越しいただくか、購入下さい。これまでとは異質なリズムや音のカレイドスコープを体験可能です。
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